virago20724のブログ

超個人的、備忘録。この歳になって分かったこと。時々、ASKAさんへの想い。

ジヴェルニーで、レンタカーがパンク。

モネの睡蓮を見た後、

その日のホテルに向かう途中に、突然起こった。

パーンという音と共に、ストップサインが表示され、緊急音が鳴り止まない。

路肩にレンタカーを止めて、外に出てタイヤをチェックすると、

人生初、走行中にタイヤがパンクを経験した。

 

しかし、ここは見知らぬ森の中。行き交う車もほとんどない。

森の中なので、電話の電波が届かない。

次のリールまでは、265キロある。困ったどうしよう。

 

強行、パンクしたまま車を、低速で走らせると、

車のモニターに次々とメンテナンスのデンジャー表示が現れた。

 

森を抜け、町に出ると、道行く人が、信じられないという表情で、

車に向けて、指をさす。ワォ〜!という表情で、口を押さえる。

タイヤは、とうとう、剥がれはじめたのか、パタパタという音がする。

 

やっと、見つけた、ハーツという表示もあるガソリンスタンド。

出てきた女性は、ここでは、何も出来ない、不可能よ、と言い放ち、

店の中に、戻っていった。

 

もう少し勇気を振り絞って、走り続けると、

メンテナンス可能のガソリンスタンドを見つけた。

そこのお兄さん、車を見てすぐに状況を理解してくれて、

サイズの合うタイヤを探して、交換してくれた。

                     

地獄で仏は、今の状況だと思い、撮った写真。