母は、今思えば不思議な人だった。
テレビの企画で、作詞募集というのがあって、
採用されたら、著名な作曲家の先生が曲をつけて、人気歌手が歌うというもの。
真面目に詩を書いて応募していた。残念ながら採用はされなかったけど、
チャレンジャーだった。
近くの警察署の道場で、剣道と柔道を地域の子供に教えている所があり、
習いたいと言ったら、通わせてくれた。柔道と剣道どちらにしょうか迷ったけど、
柔道を選んだ。3年生から6年生まで道場に通い、
その後は、学校の武道の授業で高校生まで練習をした。部活を選ばなかったので
段は取れなかった。はぁ〜なぜ剣道を選ばなかったのかな今更ながらちょっと後悔。
映画、演劇、歌謡ショー、漫才、落語などよく連れていってもらったなぁ。
中学2年生の頃ひょんなきっかけで、後にアイドルとなる方の、ファンクラブのお手伝いを
していた。母は手伝う事を許してくれた。
リクエスト葉書や会員の方への宛名書き、コンサート会場で横断幕を設置したり、
ファンの人達から頂いたプレゼントの整理をしたりしていた。昭和の時代の出来事だっ
た。2年位して、その後ファンクラブが東京で一括管理になり、関西支部は解散した。
今も活躍されているので、テレビに映ると当時を思い出すなぁ〜。
関西支部が解散してからご縁はなくなった。
この頃も、私は順調に成長している。
続く…
