16歳、一人になってから、バイクを買った。
昼間の県立高校デザイン科、私服登校が認められていて、こんな格好で通学していた。
担任の先生は、彫刻家のあの方。平凡に育つはずがない。
芦屋市立美術博物館で、先生の新作作品展があったのだけど。
緊急事態宣言により4月25日より休館になり行けなかった。
美術館のYouTubeチャンネルで先生の説明によるインターネット鑑賞があったので、
ちょっと覗いてみた。
見えないもの、頭の中で浮かんだものを空間で表現していて、宇宙そのものという感じ。
先生の作品に螺旋がよく出てくる。
地球が太陽の周りを回っていて同じ軌道のようだが、
実は宇宙空間で同じ座標ではなく全体的に座標が螺旋状に動いているのではないかな?
と思いはじめた。
螺旋。一周回っても、ちょっと前より一段上に成長したいものだ。