つづき。
その頃に旧友達が購入したギターも、今ではビンテージになっていた。
当時は、音を育てる。とか言われてもピンとこなかった。
1976年当時、仲間が購入していたギターは、1960年代後半、もしくは、
1974年位に制作された物だったと思う。皆、アルバイトをして手に入れていた。
ギブソン、マーチン。ローズウッド、ハカランダ、何の話し?という感じだった。
たぶんプロの若いミュージシャンが欲しいギターを彼らは多く所有している。
年月、熟成とは1日では成り立たない、そう感じた。
写真のギターはギブソンのダブ(1977年当時) サークルの遠足にて。
夢で見た男の子は誰だろう?と考えていた頃。
サークル活動も終盤に差し掛かった頃、
テレビに映った画面を見て、ASKAさんを知ることになる。
音楽は好きだけれど、プロになれない人々がいた。
自分の想いを歌に込めても数人の人にしか聴いてもらえないそんな時代があった。
同年代の希望の星として、ASKAさんを見続ける深い意味が、
そこにあるのかも知れない。